ハンコで悩む

「この申請書類、ハンコ要りません。本人確認書類でオッケーです。」

よかれ、わるかれ日本の文化そのものの1つと言える「ハンコ」。菅内閣の発足後、行政でのハンコやFAXをなくしていこうという流れになりました。(FAXは、中止を中止するようです。)

当時、新聞を読みながら、デジタル庁の創設を踏まえるとハンコを省略し、手間を省こうというのは当然の流れかなと思いました。初期の新型コロナの真っ最中でしたので、ハンコを押すためだけに出社するというのもリスクがあります。

今後は書類や書面を証明するために、デジタルサインなどハンコにかわるものやサービスが出てくると思います。そういったサービスの提供者がこれからの新ハンコ屋さんという位置づけで良いのか、ちょっとわかりませんが、どういった規格で、どういった団体(国?認可を受けた民間事業者?)が運用していくのか、少し興味がわいてきます。一件、一件、書類を登記するわけにもいかないと思いますが、電子書類なら可能なのかな。

私自身は少し寂しくて、高校の卒業記念に木製のハンコをもらい、大学生のころからハンコを使う機会が生まれ、働き出してから、車の名義変更に住宅購入やローンのことで実印を作り、ハンコを使うことで少しは大人になれたかなと思った記憶があります。

ただ、今日は書類の受取りにハンコ持参とのことですので、しばらくはハンコの出番はありそうです。

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